こんばんは。YuuuuKiです。
【脱出ワールドの作り方】第28回は【企画・設計】についてです。
↓【脱出ワールドの作り方】って何?という方はこちらの記事参照。↓
脱出ワールドにどんなタイトルを付けるかは非常に悩みます。
私は3つのポイントを意識しています。
解説
場所を含める
基本的に脱出の舞台となる場所を含めるようにしています。
プレイ前にどのような場所で遊ぶのかを想像できることで、興味を持ってもらいやすくなると考えています。
場所をイメージさせる言葉を含める
場所を直接書くのは単純すぎるかなと思ったときは、代わりに場所をイメージさせる言葉を使っています。
例えば、私の作品に「恋したナースは行方不明」というものがあります。
直接は書いていませんが、ナースという単語から病院が舞台とイメージできます。
他作品と被らせない
単純なタイトルは他の作品と被る可能性が高いです。
WEBで検索した時にも自分の作品が埋もれてしまいます。
タイトルを考えたら既に存在していないか調べるようにしています。
では、例として私がこれまで制作したワールドのタイトルを見てみましょう。
ネタバレはありません。
実例
私が制作した15作品の内、タイトルに場所が含まれているのは11作品でした。
動物園の謎を解け!!
海上美術館に隠された秘密
敵のアジトは温泉旅館
太古の石に連れられて~研究所編~
太古の石に連れられて~迷宮編~
夏のビーチのとある一日
豪華客船からの招待状
PARADISE BREAK
ブラック企業からの退社
境界の夜祭
かくれんぼ村からの脱出
他と被らないように「動物園からの脱出」⇒「動物園の謎を解け!!」や「ブラック企業からの脱出」⇒「ブラック企業からの退社」のように少しひねっています。
「PARADISE BREAK」の「PARADISE」や「境界の夜祭」の「境界」は一応場所ですが、実際にプレイしないとわからないですね。
次に、場所をイメージさせる言葉があるのは下記3作品でした。
消えた村人たちと湖の秘密
⇒「村人」から村が舞台かも?とわかる。
初詣に行こう!
⇒初詣なので神社や寺が舞台とわかる。
恋したナースは行方不明
⇒「ナース」から病院が舞台かも?とわかる。
一方で、場所が含まれておらず、イメージもしにくいのは下記1作品だけでした。
エンドレス・スピーチ
今作は学校という「場所」よりも、校長先生という「人物」をイメージすることを想定していました。
まとめ
今回はタイトルの考え方についてご紹介しました。
他にも造語を含めたり、英語を使ったり、色々なパターンがあると思います。
アニメや小説などのタイトルも参考にしてみましょう。
以上、読んでいただきありがとうございました。