こんばんは!YuuuuKiです。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
僕は映画を見に行ったり、アニメを見たり、マイクラをしたり、のんびり過ごしています。
あと最近は本を読んでいました。今日はその感想を書いてみようと思います。
「ゲームさんぽ 専門家と歩くゲームの世界」という本です。
この本はYouTubeで投稿されている「ゲームさんぽ」動画が書籍化されたものです。
「ゲームさんぽ」とはライブドアニュースさんが中心で運営されているゲーム実況動画のことです。(本家はなむさんという方の動画)
といっても、ただのゲーム実況ではありません。
特徴的なのは様々な分野の「専門家」とゲームをプレイするということ。
例えば、
・マインクラフト×建築史家&土木・デザイン専門家
などなど…
マイクラの何気ない建築も、これを作った人は○○時代の○○建築の影響を受けているのでは?とか、あつ森の美術館の作品選定はフータの好みが出ているのでは?とか、専門家がそれぞれの視点でゲームの世界を自由に語ります。
視聴者はそうした専門家の視点を知ることで、自らの視野を広げることができます。
その結果、ゲームの中だけでなく現実の世界を見るときの視野も広がり、今までは見えていなかったものが見えるようになってくる…という非常に面白いコンテンツです。
本の方でも動画と同じように、約10人の専門家がそれぞれゲームの世界をさんぽして、自由に語る様子が書かれています。
300ページ以上となかなかのボリュームですが、専門家との対話はインタビュー形式で書かれており、非常に読みやすい構成になっていると思いました。(図表もフルカラーで見やすい!)
内容については、個人的には「CGアーティストに聞く最先端のゲームづくり」という章が特に面白かったです。
この章では「サーバーパンク2077」というゲームのCGクリエイターをされている榊原寛さんが、実際の制作時を振り返りながら、ゲームを作る側の視点でお話しされています。
広い世界をどのように構築していくか、道路の割れ目に隠された秘密、データ容量との闘い…など興味深い話ばかり。
僕もマイクラで配布ワールドを作っていますが、参考になるような話もありました。
動画版はこちら(本の方はこれをベースに加筆修正されたもののようです。)
ちなみに、この本はYouTubeの動画を見ていなくても十分楽しめるようにできていると思います。
本は苦手という方はYouTubeから、じっくり読んで理解したいという方は本から、ぜひゲームさんぽの世界に入ってみてください。オススメです!
以上、今日も読んでいただきありがとうございました。